« 私の原点 | トップページ | ブログパーツはいかが? »

2009年3月27日 (金)

静かに忍び寄る漆黒の闇


Safety cherry blossom Season!

みなさんは、ときに目の中を糸くずみたいな「浮遊物」が動き回って見える事ってありませんか?特に明るい場所、白い壁とか照明、青空などを見た時。此奴は目を動かすと一緒に動いて見え、目をこすったりしても消える事はなく・・・。まぁ、普通に周りを見ているときは見えないし痛みがないので「疲れ」で片付けてしまい、眼科に行って診察を受ける人は稀だと思います。私もそうでした。

実を言うと、かなり前から強い日差しや車のヘッドライトが眩しく感じるところはあったんです。まぁ、それは年齢も年齢だから(認めたくはないけど)と、半ばあきらめモードで・・・。^^;ところが最近になって、急に左目の見え方に変化が現れ、その糸くずみたいな浮遊物に「白いベール」のようなモノが加わって非常に見づらく、それが気になってしょうがない。たとえばドアミラーを見るとか視線だけで見る時など、その白いベールが追いかけてきてちょうど見たいところに重なってしまう。これはヤバイ!と思い、すぐに眼科へ行きましたネ、さすがに・・・。^^;

診察を待つ間、備え付けのパンフレットを眺めていると、私の症状にピッタリの項目を発見!どうやらこの症状は、目の前に虫が飛んでいるように見える事からそう呼ばれる飛蚊症(ひぶんしょう)という疾患のようだ。そのパンフによると・・・

「飛蚊症のタイプには、生理的な原因によるものと病的な原因によるものとがあります。多くの場合、加齢とともに症状が現れ、目の機能そのものに問題はなく心配はいりません。ただ、飛蚊症は重大な眼の病気の初期症状としてあらわれることがあるので注意が必要です。症状を感じたら早めに眼科で検査を受け、医師の指示に従ってください。早期発見、早期治療があなたの目を守ります。」

と、書いてありました。ふむふむ、なるほど?意外と大した事ないかも?と勝手に自己診断。^^;視力検査を済ませ、診察の前に瞳孔を開かせる目薬を差されて待つこと約20分。まずは眼底検査から。ちなみに眼底検査とは、網膜剥離や眼底出血、緑内障などの目の病気を調べるときに行なうもので、瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用い、レンズを通して観察し眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査の事です。

で、その結果・・・。なんと左目が網膜剥離!だと診断されました。えっ?それってボクサーやファイター(格闘家)の人がなるもんじゃないの?この大人しい私がなんで網膜剥離?先生によれば、年を取れば髪が白髪になるのと同じ老化現象(素直に聞き入れられない言葉)のようなもので仕方ないのだそうです。特に私のように強度の近視の人は眼球自体が脆くてこの症状になりやすいのだとか。だからといって治療せずに放置した場合、最悪失明!する可能性もある!?網膜剥離を起こすと入院・手術が必要なのですが、私に施された治療は通院治療で済む光凝固療法というものでした。この治療法は、網膜に開いた穴や裂け目の周囲をレーザー光線で焼き固めて眼底に強く接着(癒着)させ、網膜を剥がれにくしてそれ以上症状を進ませないようにする治療法らしいのですが、説明されてもなんだかとっても怖~い!(><。)

点眼麻酔をし、頭を固定台に・・・。網膜に向かってレーザービームを発射!と、最初は順調だったのですが、特殊なアイルーペのような物で目を押さえつけられっぱなしで、涙は出るは鼻水は出るはもう大変!しかも時々視神経のそばに命中するらしく、徐々に目の奥のほう、頭の芯にズキーンと重い痛みが・・・。痛みはほとんど感じないって言ってたじゃないですか~。オマケにこの先生、「よーし、コレだナ~」とか、「うん、うまくいったぁ~」なんて独り言を言いながら完全なる自己陶酔型のナルシスト。^^;おかげで治療が終わった時には、すっかり気持ちが悪くなってしまいました。

そんなこんなで、休み休み20分くらいレーザー照射を繰り返しながら無事に治療は終了。眼帯をするでもなく、一週間後にまた来て下さいと言われ・・・。網膜剥離の治療ってこんなもんなものなのでしょうか?先生ご本人はとーっても満足そうでしたが、コチラとしては拍子抜け。まぁ、手術して入院した訳じゃありませんからネ。これで治れば別に文句はありませんが。しかし、不安は残ります。実は一週間どころか、四週間たっても糸くずや白いベールの見え方が変わらないからです。その上、今度は半年後に診察に来て下さいと・・・。ますます不安!( ̄_ ̄|||)

網膜剥離は一度なってしまうと癖になり、重症の場合は手術をしても元通りの視力に戻ることは難しく、もし治療せずに放置した場合、失明する可能性の高い病気です。特に、顔面や頭部、眼球に激しい衝撃を受ける危険性のあるスポーツをする方は注意が必要です。それ以外にも、重いものを持つ行為やテレビやテレビゲーム、パソコンなど長時間の視聴も網膜への大きな負担となるため、控えめにするようにと言われています。実は網膜剥離がある日突然、誰の身にも起こり得るなんて知ってましたか?飛蚊症は網膜剥離の前兆。失明という最悪の事態を避けるためにも、目に少しでも異常を感じたら、すぐに眼科へ。早期に発見、早期に治療を施すことができれば、ほとんどの場合、視力も視野も元の状態へと回復します。

それにしても・・・

人間は行動する時、ほとんどの情報を視覚に頼っています。それが徐々に、あるいは突然、昼も夜もわからなくなるほどの漆黒の闇に包まれたら?仕事はしたくてもできない。職を失えば収入がなくなり、家族の支えが必要になる。しかし、家族にとってその負担は大きいし、本人もつらい。なにしろ自分ひとりでは何もできないのだから。徐々に、親しい友人とも疎遠になるだろう。もしかするとこの世で一番大切な人さえも離れていってしまうかも知れない・・・。ましてや、あの眩い陽(ひ)の光も闇を優しく照らし出す月も、母なる海も大いなる大地も二度と見る事はできないのだ。悔しさと悲しみ、そしてやり場のない絶望感・・・。きっと生きる気力どころか、自分自身の存在意義・存在理由すら疑いはじめてしまうに違いない。そんな事を真剣に考えてしまいました・・・。

幸い私の場合は、すぐに検査を受けたのが良かったのか?視力の低下もなく、ひとまずホッとしていますが、再発の可能性は否めません。軽い飛蚊症の症状がある右目の「第二の爆弾」をかかえながら、今後は心を入れ替えてマジメに、そして紛らわしい行動?は慎むようにしたいと思っています。^^;

次の検診は9月・・・。


・日本眼科医会 目についての健康情報 黒いものが飛ぶ 飛蚊症
 http://www.gankaikai.or.jp/health/08/11.html
・日本眼科学会:目の病気 網膜剥離
 http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_hakuri.jsp
・網膜剥離を予防するためには? - 網膜剥離の基礎知識
 http://www.okhelth.com/moumakuhakuri/contents8.html


・いつも前向きなりえちゃん♪ アナタも読めば絶対元気になれる!
 見えない生活 (2008年1月12日/バックナンバー)
 http://haru56.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_42b2.html


|

« 私の原点 | トップページ | ブログパーツはいかが? »

健康・病気・医療」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

★時雨の月さんへ

心配していただいて(チョッピリそうじゃない気もするケド)、
コメントありがとうございます♪

>早期発見、早期治療!!
いやぁ~、ホントに!もう少し遅れていたら失明の可能性が・・・!?

ところで、網膜剥離の手術って一体どんな風に?
きっと全身麻酔はしないだろうから、周りの気配とか声が聞こえて、
目ん玉を好きなようにグリグリいぢられちゃうのかナ?(><。)

セカンドオピニオンは必要な事ですが、
どうかこのまま良くなりますように。
そして、このまま「爆弾」のスウィッチも入りませんように。
合掌。チーン・・・?^^;

投稿: HaRu@WebMaster | 2009年3月29日 (日) 07時03分

早期発見、早期治療!!
本当に早く見つけるほど、軽い手術で済みます。

( ̄-  ̄ ) ンー
完治してよかったね~♪
・・・と書けない!!(爆

セカンドオピニオン、必要かも~(^-^;

9月まで待たないほうが良くない??

投稿: 時雨の月 | 2009年3月28日 (土) 16時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/503812/28808178

この記事へのトラックバック一覧です: 静かに忍び寄る漆黒の闇:

« 私の原点 | トップページ | ブログパーツはいかが? »